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ヒートシーラーの離型テープが焦げる・はがれる・袋が付くときの貼り替え
公開日: 2026年10月19日 / 株式会社サンワ
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ヒートシーラーや包装機のシールバーには、袋を熱板へ付着させないためのPTFEテープ(離型テープ)が使われます。貼り替えても同じ症状が出るときは、テープの材質だけでなく、温度、幅、下地を分けて見ます。
貼り替えのサインは3つ
シール面に袋が付く
テープ表面が擦れ、ガラスクロスが見えると離型性が下がります。汚れが表面に残っている場合もあるため、表面と摩耗の状態を確認します。
テープが焦げたように硬くなる
シール機の設定温度と実際の熱板温度に差がないかを見ます。基材のPTFEだけでなく、粘着剤の耐熱が先に限界に達することがあります。
端からめくれる
テープがシールバーより広すぎると、端が引っ掛かりやすくなります。逆に狭すぎると熱板を覆いきれません。粘着剤の残りや段差も、端が浮く原因になります。
原因を温度・幅・下地に分ける
温度は、連続運転中の条件で確認します。立ち上げ時の一時的な温度上昇があるかも選定材料です。
260℃までで足りるか、立ち上げ時だけ260℃を超えるかを分けます。後者なら、瞬間300℃の仕様を持つHG-10Sが候補です。HG-10Sは1巻10mで、HGテープとは巻長が異なります。
幅は既製品の表記ではなく、実際のシールバーの幅を測ります。当社では4mm幅以上を1mm単位で指定できます。
下地に古い粘着剤や汚れが残ると、新しいテープの接着面が部分的に浮きます。古いテープをはがした後の下地を平らにしてから次を貼ります。
HS・HG・HG-10S・FSの選び方
- HSテープ: PTFE含浸ガラスクロスの標準的な粘着テープ。耐熱260℃です。
- HGテープ: PTFEキャストフィルムを重ねた構造で、HSより表面が平滑です。耐熱は260℃です。
- HG-10S: 一時的に260℃を超える箇所の候補で、瞬間300℃の仕様です。
粘着剤を使えない構造なら、粘着剤のないFSシートを敷く、または挟む方法が候補です。固定方法は機械の構造に合わせます。
袋にガラスクロスの折り目が転写される場合は、FSシートの中でもPTFE層が厚いFS-10を確認します。FS-10は、転写を抑えて見た目をきれいにシールする位置づけです。
貼り替えは下地と端を揃える
機械を停止し、熱板が十分に冷えた状態で作業します。古いテープをはがし、下地の粘着剤と汚れを除きます。新しいテープは片端から少しずつ圧着し、端がシール面に掛からない位置で揃えます。
ライナーのはがし方と基本の施工は「テープの貼り方」、伸びやすいPTFEフィルムの扱いは「SKテープの貼り方」に分けています。
幅と温度が分かればサンプルを絞れます
シールバーの幅、設定温度、現在のテープの品番が分かれば候補を絞れます。HSテープは51・38・25・19mm幅の無償サンプルを用意しています。実機の温度と袋で確認してください。
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