本文へスキップ
株式会社サンワ
言語日本語
相談

LIBRARY

摩擦係数が低い素材の比較|PTFE・UHMWの摺動性と耐摩耗性の違い

公開日: 2026年10月26日 / 株式会社サンワ

テープの選定を相談する

お電話でも承ります TEL 075-621-5301 (9:00 - 17:00(土日・祝日を除く))

幅違いに切ったPOテープ(UHMW)

部品や搬送物が擦れる箇所では、「滑りをよくしたい」と「削れにくくしたい」が同時に課題になることがあります。摩擦係数が低い素材としてPTFEとUHMWはどちらも候補ですが、得意な条件は同じではありません。対象物の状態と、問題が摩擦・摩耗・付着のどれなのかを分けて考えます。

摺動性と耐摩耗性は別に確認する

摺動性は、部材同士が接触して動くときの滑りやすさです。耐摩耗性は、繰り返し擦れたときに材料が減りにくい性質です。どちらも重要ですが、滑りやすい材料がすべての摩耗条件に最適とは限りません。荷重、速度、接触する相手材、摩擦熱によって、貼る材料と厚みの考え方が変わります。

ガイドレールやシュートでは、搬送物が乾いているか、水分や粘着物を含むかも判断材料です。乾いたものが擦れて減る場合と、原料が表面へ貼り付いて流れない場合では、先に解決すべき課題が異なります。

UHMWが向く場面

POテープはUHMWを基材にした、摺動・耐摩耗用途のテープです。乾いた搬送物の滑りを改善したい場合や、ガイドレール・機械部品の擦れる面を保護したい場合に候補になります。摩耗による貼り替えが課題なら、当たり方と貼る面積を確認して選びます。

コンベアのガイドレールで起きる摩耗や引っかかりは、ガイドレールが摩耗する・滑りが悪いときの対処で症状別に説明しています。用途から製品を比較したい場合は、摩耗を防ぎ、部品を守るもご覧ください。

PTFEが向く場面

PTFEは低摩擦性に加え、非粘着性・離型性を持つ素材です。水分や粘着物が絡み、単に滑らせるより付着を抑えたい場合は、SKテープが候補になります。耐熱や離型を重視する条件では、UHMWとは別にPTFE系製品の仕様を確認します。

摩擦と摩耗を考えるときの確認点は、次のとおりです。

  • 擦れる相手が乾いた物か、粘着物・水分を含む物か
  • 削れているのがテープ側か、搬送物や相手材側か
  • 熱、薬品、静電気など摩擦以外の条件があるか

PTFE系で摺動と耐摩耗性を求める場合は、通常のPTFEより耐摩耗性に優れたRUテープも候補です。POテープとSKテープを含め、使用条件を比較して選定します。

テープは、部品そのものを交換する前に当たり面を保護する方法として使える場合があります。ただし、段差やコーナーへ無理に貼ると端部から傷みやすくなるため、貼る範囲と端の位置もあわせて検討します。

まず現場の状態を確認する

材料名だけでは選べない場合があります。搬送物、相手材、擦れる場所、温度、付着の有無をお知らせください。株式会社サンワでは、用途に応じてPO・SKなどの候補をご案内します。お問い合わせフォームからご相談ください。

PRODUCTS

この記事で触れている製品

テープの選定を、使う場所から相談する。

お見積りは多くの場合その日のうちにご返信。お見積り・ご注文・技術的なご相談を承ります。品番がわからなくても構いません。お電話・FAXでも承っております。

TEL 075-621-5301営業時間 9:00 - 17:00(土日・祝日を除く)

テープの選定を相談する 条件を入力して見積依頼

京都市伏見区の本社
京都市伏見区の本社 · 会社案内