CASE / 食品工場・搬送ラインのガイド
搬送ガイドの耐熱テープが減る — UHMW(PO)へ切り替えた事例
食品工場の搬送ガイドに貼った耐熱テープがすぐ削れ、ライン停止と貼り替えが続く課題に、用途の違いを整理し、現場でのサンプル確認を経て摺動・摩耗向けのPOテープをご提案した事例です。
お電話でも承ります TEL 075-621-5301 (9:00 - 17:00(土日・祝日を除く))
困りごと
食品工場の搬送ラインで、製品が当たるガイドに、PTFE をガラスクロスに含ませた耐熱テープを貼っていました。滑りをよくするためです。
ところが表面がすぐに削れ、ガラスの繊維が見えてきます。そのたびにラインを止めて貼り替えていました。
原因
お使いだったのは、PTFE をガラスクロスに含ませた耐熱テープ(当社では HSテープにあたる種類)でした。いわゆる「テフロン™テープ」として呼ばれることの多い種類です。
これはテープの品質の問題ではありません。このテープは、ヒートシールの熱板のような熱と離型の場面のためのテープで、本来の用途では十分に働きます。
製品がこすれ続ける搬送ガイドとは、求められる性質が合っていなかった、ということです。
ご提案
摺動と摩耗が主な条件だったので、超高分子量ポリエチレン(UHMW)の POテープをご提案しました。
熱がかかる箇所や、水・油で汚れやすい箇所なら、PTFE フィルムの SKテープ(耐熱 176℃)も候補になります。
まずサンプルを現場で試していただきました。
結果
貼り替えの間隔が延び、ラインを止める回数が減りました。
CHECK
同じ症状なら確認すること
- 熱がかかる箇所か(POテープの耐熱は 107℃。超えるならガラスクロス系か SK)
- こすれ続ける箇所か、熱板のように押し当てる箇所か
- 水・洗浄液がかかるか(端から水が入ると剥がれやすいため、貼り方を工夫し、貼ってから24時間ほど置きます)
PRODUCTS
関係する製品
※守秘のため、業種・装置など一部の内容を変えています。
テフロン™ は The Chemours Company の商標です。
