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PTFEの電気絶縁性とは|絶縁テープに使われる理由と選び方

公開日: 2026年10月26日 / 株式会社サンワ

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CHR 2250-2テープのロール

PTFEは電気を通しにくい性質を持つため、配線や部材を絶縁したい箇所で使われます。ただし、材料そのものに絶縁性があることと、粘着テープとして目的の箇所に使えることは同じではありません。必要な強度、施工のしやすさ、熱や薬品がかかるかを分けて確認することが大切です。

PTFEが絶縁テープに使われる理由

PTFEは電気絶縁性に加え、耐熱性、耐薬品性、非粘着性を持つ素材です。そのため、絶縁とあわせて、薬品に触れる、表面へ物を付着させたくないといった条件がある場所でも候補になります。

ただし、絶縁用途ではテープの基材だけで判断できません。粘着剤を含めたテープ全体の仕様、貼る面の状態、端部の処理、継続してかかる熱や力で状態が変わります。必要な絶縁性能は用途ごとに異なるため、材料名だけで適合を決めないことが重要です。

選ぶときに確認すること

まず、貼る目的を整理します。配線や部材を電気的に隔てたいのか、絶縁と同時に表面保護や離型も必要なのかで、候補が変わります。次に、貼り付ける相手材が平面か曲面か、施工後に引っ張りや擦れを受けるかを確認します。

確認したい点は次のとおりです。

  • 使用場所の熱、薬品、水分などの環境
  • 必要な絶縁性能と、接触・施工の条件
  • テープへ加わる引っ張り、曲げ、擦れ

高い温度がかかる場所では、基材だけでなく粘着剤を含む製品としての耐熱仕様を見ます。絶縁だけを目的にしても、端から浮く、施工時に破れるといった問題があれば本来の役割を果たせません。

絶縁と強度の両方が必要な箇所

サンゴバン社製のCHR 2250-2は、高弾性PTFEフィルムにゴム系粘着剤を組み合わせた製品です。絶縁性と引張強さを必要とする箇所向けとして、製品データに仕様を掲載しています。

同製品は厚さ0.051mmで、絶縁破壊電圧は8,000V、引張強さは53N/cm、使用温度は-40〜163℃です。使用温度の上限は、当社が扱うガラスクロス系の耐熱テープより低いため、高温部では別の製品を検討します。必要な値と施工条件を照らし合わせ、用途に適するかを判断してください。

一方、表面の非粘着性や離型性を主に求める場合は、SKテープやHSテープなど、用途に合わせて別のPTFE系製品が候補になります。絶縁性だけで製品を選ばず、使用環境と必要な機能を一緒に整理します。

条件が決めきれないとき

絶縁用途では、貼る対象、使用環境、必要な性能を確認してから選定します。使用箇所の写真や図面がある場合は、あわせてお知らせください。株式会社サンワでは、用途を伺いながら候補をご案内します。お問い合わせフォームからご相談ください。

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